母の原型と、ニットソーイング服

ちょっと時間が戻ってしまうのだけど、昨年11月27日の記事(原型作り、文化式以外を試す)までの間のことを。

まだ文化式の原型を何とかして母の服を作ろうとしていて、バストラインから上を13号、下を19号にしてみたら服として駄目な感じになったと書いたやつ。
これです。裁断風景。

身頃の脇で長さをかせごうとしているので、出来上がった服は脇の布がただ余って機能しないという変な服になりました。
出来上がったのでいちおう実家に置いてはきたものの、数日後に持ち帰ってきて今うちのタンスにしまいこんであります。着てほしくない…^^;

形も変なんだけど、そもそも布選びが間違っていた気がする。これって若い人のワンピースとかそっち方面のほうが、、
このデザインの服だと作業着みたいになっちゃう。似合ってなかったです。

で、原型づくりに困った末、『パターンメーキングの基礎』という本を購入しました。(右サイドバーでも紹介してます)

おかげで困っていたことはほぼ解決し、母の原型もなんとかできました。袖ぐりの前側から降りる線(重心線というそうです)を切り開いて裾寸法を確保する感じです。アームホール長さが増えることはありません。身頃の脇を延ばした青いブラウスと比べると、体の前方にたくさん布があるので服としていい感じです。

さてさっそくブラウスを…と思ったのですが、普段着のTシャツや秋冬のニットのほうが必要度が高いのでそっちを先に縫うことにしました。

Tシャツの裁断風景、身頃だけですが。原型からニットの型紙を作るなんて、どうすればいいのか??なので適当にやってみました…
生地がナナメってるのは気にしないでください・・・

仕上がりを着てもらったらえりぐりがあきすぎていたので、布を足しました。まあ、部屋着なので…

そして、裾幅もちょっと広すぎたので脇を縫って詰めました。

詰めたあと。のはず。?

で、この作業を忘れないうちに、暖かそうなニット地を買って、2着縫いました。丈がちょっと短い、という感想でしたが、冬の間じゅう着てくれました。
1着目。

秋の日差しが。

衿布がてろーんとなってしまうのの対処の仕方がわからない。伸ばし気味で縫えばいいのか??

2着目。色をとても気に入ってくれました。

ロックで断ち端を始末したあと、直線ミシンで裾を縫いました。

着用。

ニットは初挑戦だったこれらですが、ブラウスなんかより工程が少なくてすぐに仕上がる感じがします。
昔は「布が伸びる」というのが怖くてとても縫えないと思ったけれど、伸びるということは縫いやすくもあると今回感じました。

ここまでに使った製図用紙たち…。布よりいっぱい紙を使っている気がする。

うちは床に製図用紙広げてやるので、いずれ腰と膝を傷めそうです。作業台ほしいけど置く場所ないし。(T_T)
パソコンで製図できれば負担がかなり減るのだけど、と考えております…

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