自分の夏服(原型の具合を見るを兼ねる)

母のズボンとともに、自分の服も縫っていました。

原型を引いて補正して不要の布で組み立てて着て具合を見るということをしていたのだけど、不要の布でとりあえず組み立ててみる過程(昨年からもう3回以上やっとる…)が面倒くさくなってきたので、買ってあったプリント布で最低限の始末で作ってみた。うまくいけば夏の部屋着にできる。で・・・

1着目。問題がかなりある。
文化式で引いた原型に加えていた補正を、「パターンメーキングの基礎」にある方法(何式と呼ぼうか…)で原型を引くときに、横着をしてはじめの基準線に組み込んでしまったのでおかしなことになっている。

補正はまず普通に原型を引いてから、その後に切り開くなり上に移動するなりすればいいので、はじめから基準線に組み込んでしまうとと非常におかしなことになって結局やり直しになるということを身をもって知った。^^;うー。

文化式のときに、背丈を1cmほど長くして後ろ身頃のバストラインから上を1cmほど切り開いていたので(猫背対策)、今回製図を引くときに後ろ肩丈を1cm長くして基準線を引いて、肩も肩先とカマ底を1cmずつ上げて(イカリ肩対策)、でも肩丈の基準点は上げる前のカマ底からという、おかしな基準線を引いて製図を始めた。(今こうして書いてると、変なことしたなぁと思うけど、そのときは変だとは微塵も思ってないのだ)

そしたら胸ダーツが尋常じゃない量になって、これはおかしいよね・・・と思いながらもそのまま進め、どうしておかしくなっているのかわからなかったから直しようがなく、不要の生地で縫ってみたら前中心が外に逃げるのでそれを直すために前中心を短くしたりと、もう、変に変を重ねてしまっているのです。
後でわかったけど、「普通に製図 → 補正」と順番にやれば問題はなかったみたいです。

次の写真が2着目。
ごく普通に計算式で出てきた数値などで(後ろ丈が必要なことだけはわかっていたので1.2cm長くして、肩幅は計算値が合ってなかったので実寸、後ろ首丈も合ってない感じだったので文化の計算式を使った)製図をしたのち、肩先とカマ底を1cmずつ上に移動。イカリ肩補正ってアームホールごとそっくり上に移動するイメージかなと思った。
アームホールの寸法自体はそのままなのだけど、それでオッケーだったみたい。猫背ぎみ程度でアームホールまで開く必要はないのね。

生地のせいもあるかもしれないけど、変なしわもないし、服として普通に見えます。これ、部屋着にしてますが、とてもラクです。
原型完成ってことで。ヤター!

3着目。気を良くして、ノースリーブのブラウスっぽくしてもう1枚作ろうと、カマ底を2cm上げて、肩を1cm詰めてみました。うまくできたら着て出かけようかと思ったけど、、

うーん
着てみて思うのは、襟ぐりもカットすればよかったなー^^;と。
生地のせいか仕立て方のせいか、さっきのと型紙は同じはずなのに首がきつい。前と後ろのつながりをなだらかにするところで内側に入りすぎたかも。縫いの経験がまだまだ不足。でカマ底は2cmまで上げなくてもいい感じだし、肩はもう少し詰めてもいい感じ。後ろ姿を見てみたら背中がすっぽり覆われて見えて暑そう、、
着て出かけるのはやめました。再挑戦しよう。

で、どうせ試しだからとあちこち手を抜いているのを晒します(笑
まず1着目と2着目、断ち端の始末をしていない。3着目はあわよくば着て出かけようと思っていたのでロックかけました。

それからボタンホール、ミシンが直線縫いしかできないので手でやるのですが、してません。まわりをぐるっとミシン掛けして終わりにしてます。着続けるならきちんと作らないとボロボロになっちゃうよね。うん。
それと、これだけだと指先でボタン穴を探すのが難しい。これは気づかなかったです。

型紙を直したら今度は白無地で何着か縫おうと思います。ノースリーブなんて着たことなかったのだけど、今年は暑すぎる。。。

タイトルとURLをコピーしました